#pyfes 2011.10に参加しました
Pythonを全然やっていないくせに、Python Developers Festa 2011.10に参加してきました。
rubyとpythonだとどちらもオブジェクト指向のスクリプト言語ということで特長がよく似ていますし、どちらか片方だけできればいいのかもしれませんが、他の言語の文化を学ぶことでさらにプログラミングへの理解が深まると思い・・・。
環境構築
席について、すぐにpythonの開発環境の構築を始めました。
最初はbrewでpythonをインストールしたのですがMacには最初からPythonも入っていて、よく見るとバージョンも2.7.1でbrewで入る2.7.2とあまり変わらないです。
なので、実際に環境構築に必要なコマンドは以下の2つくらいだったので楽々でした。
$ sudo each_install pip
$ sudo pip install virtualenv
ハンズオン
初心者ハンズオンもありそちらに行くべきか悩んだのですが、一応pythonもチュートリアル程度はやったことがあるので大丈夫かと思い、@voluntasさんが講師のdjango + heroku組へと参加しました。
djangoもインストールすらしてないのに参加して講師側のハードルを上げてしまいましたが、一応virtualenvのインストールやらgemのインストールで他の参加者の方のお手伝いもできたので良かったと思います。
virtualenvやheroku gemのインストールが終わった後は、Heroku 上で Django を動かすの手順に従ってコマンドを打っていくだけであっさりとできてしまいました。ネットワークの関係上、heroku run コマンドが実行できなかったのがちょっと残念でしたが、とりあえずトップページの表示までは問題なくできました。
やってみてしまえば簡単でしたが、なかなか実際にやってみるきっかけがなくてpythonはほとんど触らずじまいだったので、きっかけを得ることができてとても良かったです。
午後の部
発表を聴きながら、Objective-Cを書いてiPhoneアプリの開発を勉強していました。
あとは初心者ハンズオンの資料が公開されていましたので、一通りやってみました。
発表の方はpythonの話もありましたが、ネットワーク、hadoop、DBなど話題が幅広く、今まで参加した勉強会の中で一番置いてけぼり感を感じるものでした。まだまだ勉強することたくさんあるなぁと感じました。
全体を通じて
ハンズオン、発表を通じてgitの話題も多かったのが印象に残りました。
個人的にもgitを教える活動をしていたりするので興味深く聴いていました。
gitも多人数で使いだすとやはりgit-flowとかgit-dailyみたいなブランチの扱い方というのも考える必要があるのですね。
自分のチームはまだ開発者も4人と少なく、幸いgithubを使った開発ができており、さらに幸いなことに全員がコマンドラインからgitを使うことに不自由しないスキルを持っているため、あまり意識したことがありませんでした。
「基本的にトピックブランチを切って、masterにマージをするときにはpull request使いましょうか?」程度の打ち合わせでブランチの運用の仕方が決まっています。
今後人数が増えたり運用フェーズに入ったりしたときには、多分もう一度考える必要があると思うので、参考にしたいと思います。
参加している方が多様なのも印象に残りました。pythonの方ばかりかと思いきや、組み込み、java、PHPなど色んな方と出会い、情報交換をすることができました。
あと女性も多かったです。IT系の勉強会としては珍しいのではないでしょうか。女性枠のおかげなのでしょうか?
ということでまとまりなく書いてきましたが、楽しい勉強会を企画してくださった@voluntasさんはじめ、スタッフの方々、そして素晴らしい会場を提供してくださったオラクルさんに感謝したいと思います。ありがとうございました。