Heroku JP Meetup 4に参加してLTしました
Heroku JP Meetup #4 : ATNDに参加しました。
この日はherokuで使えるaddonのうち、IronMQ, Websolr, Papertrailの紹介がメインで、それぞれ質疑応答含めて30分くらいずつ、そのあと5人のLTという構成でした。
メインのプログラムはすべて英語で同時通訳なしという僕のようなゆとりプログラマにはハードモードでしたが、みなさん丁寧にスライドを作って下さっていたのでなんとか理解することができました。
それぞれの感想をメモ程度に。
IronMQ – Chad Arimura (Iron.IO)
キューイングのアドオンです。
キューといえばAWSのSQSがあり、僕も仕事で使っていて非常に使いやすいのですが、それと比べると処理速度が早いそうです。
コード例もスライドに出してくれていてシンプルに使えそうな感じでした。
Search & Indexing on Heroku – Nick Zadrozny (Websolr)
全文検索エンジンのSolrをherokuで使うためのアドオンです。
この発表で初めて知ったのですがSolrではN-Gram以外にもKuromojiという日本語に対応したトークナイザが使えるため、効率の良いインデクシングや検索ができるとのこと。
日本語対応というのは嬉しいですね。現状のWebsolr内部で使っているSolrのバージョンの関係上今すぐにKuromojiは使えないみたいですが、ごく近い将来にバージョンアップを予定しているそうです。
log analysis for your Heroku app – Eric Lindvall (Papertrail)
ログをブラウザ上で見たりできるアドオンです。メールで飛ばしたり、Campfireに書き込んだりもできるそうです。
また、プラグインを作る(?)ことで他にもiPhoneに通知をしたりということも可能になるそうで、そういう拡張性があるところが面白そうだなと思いました。
標準のheroku logsだけだと直近のログを見るにはいいですが、あとからログを調査しようとした時などは不便ですし、異常があった時にすぐ知りたいという用途では使えないので、こういったアドオンを使いたいですね。
IronMQもWebsolrもそうなんですが、SQSやElastic Searchなどでミドルウェアの部分もどんどんAWSが展開していってしまうのでアドオンを作っている方々は大変だな、と思います。AWSに勝る部分がないと使うメリットが無いですし。
ログもElastic LogsとかもAWSで出たりするかもしれませんしね。
とはいえ、herokuから手軽に利用できるというところは十分にメリットではあります。
LT
僕は Tokyo Real-time Photos - 東京の写真をリアルタイムに表示 と slidesync を作ったときの経験から、Heroku + Pusherでリアルタイムな仕組みを取り入れたWebアプリケーションの作り方をLTさせて頂きました。
どちらのアプリもソースを公開していますのでもしよろしければご覧ください。
あ、「東京リージョンおめでとう」はネタです。誤解のないようにご注意ください。
LTの5人中3人がP4D参加者で、しかもそれぞれのスライドの中でちゃんとP4Dに触れて頂きました。ありがとうございます。