みなとRuby会議01
6/2(土)はみなとRuby会議01でした。
このRuby会議は僕の参加するYokohama.rbにとって初めて主催する地域Ruby会議でした。
初主催の上にネットワークが不安定だったり人数が100人超だったり、そんな中で更にコーディングまでやろう。。。なんていう、僕らにとっては相当チャレンジングな企画でした。
まだようやく気持ちが落ち着いてきたところであまりうまくまとまらないかもしれませんが、気持ちが熱いうちに少し裏側とか、企画を考えた側の気持ちとかそんなことを書き記しておこうと思います。
ソーシャルコーディングについて
正直「どこが ソーシャル コーディングなんだ!?」とDisられるのを覚悟していたのですが、TL見る限りはそんなこともなくみなさん思い思いに楽しんでいただけたようで安心しました。
この企画のスタートは半年前の第1回(?)みなとRuby会議実行委員会で行われたブレストにまでさかのぼります。
メンバーから一番多く挙がった声が「実際に手を動かすことがしたい」ということでした。
このみなとRuby会議の(結果的に)隠れたテーマの一つとして「技術」があります。あくまで「技術」にフォーカスしたRuby会議にしたい。そしてその上でさらにYokohama.rbらしさを出したい。
「Yokohama.rbらしさってなんだろう」とふと考えたときに僕が思いつくことが、懐の広さです。これはファウンダーのだんさんはじめ、メンバーの人柄によるところが非常に大きいと思います。
みんな真剣で熱く、でもどこかほんわかとした優しい方が多い印象です。言ってしまえばゆるふわです。
そしてそれは結果的に以下のような要求となり、プログラム班の頭を悩ませることになりました。
- 実際に手を動かすセッションにしたい
- 初級者〜上級者までそれぞれの楽しみ方で楽しめるようにしたい
- まったくの初心者〜Rubyコミッタまで幅広い層の参加が見込まれる
- ネットワークはつながらないかもしれない
最初はYokohama.rbメンバーのgithub上のリポジトリを漁り、いくつかいじりやすいものを抽出してそれらにPull Requestを送ろう!という企画として進めていました。しかし最後のネットワークの問題が立ちはだかります。
そもそもインターネット無しで僕らはちゃんとプログラムを書けるのか?という心配もありますし、100人が一気にbundle installをやったりしたらまともなネットワークが引けていてもうまくいくかわからない。
しばらく悩んだ末、プログラム班ミーティングで出した答えがTDDBCをモデルにして何かこちらで用意した課題を解くようにしよう、という今回のソーシャルコーディング企画の原型でした。
次に悩んだのがペア決め。というか、最初はペアでやるかどうかも決まっておらず、どうやってグループにしようか。。。という状態からのスタートです。
これは大きく分けて2つの案の間で激しい葛藤がありました。1つはなるべく初級者と上級者でペアを組むようにする案、他方は同じくらいの経験の人をまとめる案。
色々考えた結果、ちょっと冗談めいた内容ではありましたが「生涯に書いたRubyコードの行数」というアンケートをとる、あとは名前を見て適当にそれっぽくグループ分けだけすればいい。そして経験が浅い方のサポートはスタッフがTA的に動いてがんばる、という方法に落ち着きました。
そして当日もプログラム班メンバーを始めとするスタッフの絶妙な動きのお陰でかなりうまくいったのでは、と思っています。
招待講演について
本当に講演者の方々にはうまく趣旨を汲み取っていただいて、とてもバランスのとれたセッションにすることができました。ありがとうございました。
Rubyアイドル枠について
ごめんなさい、僕がふられました。モテへの道は果てしなく遠い。
まとめ
スタッフ目線でつらつらと書き連ねてみました。
まだアンケートを取り始めたばかりで率直な参加者の方々の意見が見られていない状態ではありますが、まずは無事に当日を終えることができてほっとしています。 (とは言え、こんな風に書いている間もまだレポート班の戦いが続いています。きっとるびまに素晴らしい記事が掲載されることと思います。僕も楽しみにしています。)
スタッフのみなさん、講演者の@nagachikaさん、つじたさん、大場さん、日本Rubyの会のメンバーはじめご協力いただいた各方面の方々、そして参加者のみなさんに助けられてなんとかはじめの一歩を踏み出すことができました。ありがとうございました!
そして参加者のみなさんはどんなはじめの一歩を踏み出せたでしょうか。ぜひぜひブログ書いて教えてください!