satococoa's blog

主にサーバーサイド、Web 系エンジニアのブログです。Go, Ruby, React, GCP, ...etc.

Growing Rails Applications in Practiceを読んだ

pragprog.com

読み終わったのはもう先月ですが、学ぶことが多い本だったので紹介しときます。 @1syoさんと@miyohideさんとやってる読書会の前回の課題図書でした。

どんな本?

まずは目次を見てみると良いと思います。 心に残った章だけちょっと抜粋すると、以下のような内容が書いてあります。

  • Beautiful controllers: コントローラのAPIを共通化して、コードを減らす方法
  • User interactions without a database: Formオブジェクトとか作って、コントローラからコードを減らそう
  • Dealing with fat models: fat model を回避するには / FormオブジェクトととかServiceオブジェクトはこんな風に作るといいよ
  • Taming stylesheets: BEMを "実践的に" 取り入れて、CSSも設計しよう
  • Building applications to last: 長くメンテするつもりのアプリはこんなこと気をつけて

誰のための本?

上述の箇条書きですが、ある程度以上の規模のアプリケーションをrailsで作ってるとみんな直面する問題ばかりだと思います。 これらの問題に関心がある方は是非一読していただきたいと思います。

BEMの項については以前紹介した(Web制作者のためのCSS設計の教科書を読んだ - satococoa's blogWeb制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法 を読んでおくとさらに理解が深まって良いと思います。"Web制作者のためのCSS設計の教科書"の方でBEM(やそれ以外のフレームワーク)の考え方を理解し、実践的な使い方を"Growing Rails Applications in Practice"で知る感じです。

うちの会社でも読書会をやろうかなぁと検討しています。