satococoa's blog

主にサーバーサイド、Web 系エンジニアのブログです。Go, Ruby, React, GCP, ...etc.

第3回デザイナー向けプログラム部

開催してきました!

まとめは前回同様、GitHubwikiにまとめましたのでご覧ください。

https://github.com/prog4designer/meetups/wiki/第3回

はじめての欧文書体 - 欧文書体の種類と歴史について

セリフ / サンセリフとありますが、その歴史の長さには大きな違いがあることを初めて知り、驚きました。
またTimes RomanやHelveticaとか、なんとなく使っていましたがそれぞれの書体にもやはり開発された背景や歴史、そして性格(見出し向きとか本文向きとか)があり、それぞれを知ることでWebのコンテンツにも活かせるのかな、と感じました。

同じ書体でも間隔や太さを変えるだけでも全然違う書体に見えるところも意外でした。

次回以降には実際にWebデザインに活かす方法なども話していただけるようで、そちらも楽しみです。

WebデザイナーのためのWeb(HTTP)入門

急遽資料を作っていただき、お話していただきました。

内容はHTTPの基礎を理解する、ということでしたがsinatraでその場で簡単なアプリを書いて、そのアプリに対してブラウザではなくtelnetコマンドを使って黒い画面でブラウザの行っている動作を再現する、というなかなか硬派な内容でした。

そこから派生してRESTfulやrailsの思想などの話にも話題が広がったり、とプログラマーから見ても大変興味深い内容でした。

今日お話しいただいたHTTPについてをもっと詳しく知りたい場合は以下の書籍が最適かと思います。

ライブコードレビュー

既にJSをバリバリと使っている@saucerjpさんですが、2本ほどJSで書いたプログラムを持ってきていただき、それをスクリーンに移しながらみんなで意見を出し合う、というコードレビューを行いました。

モジュール化に関しては一応プログラマとして色々アイディアを出させていただきましたが、そもそも今後の再利用性を始めからきちんと考えて組もう、という考えにご自分で至るあたりがすごいと思いました。

コードレビューの中ではJSの var self = this; のイディオムについてや、call(), apply()メソッドについての話、CoffeeScriptについての話までに発展して盛り上がりました。

次回以降の話

来月中旬 or 下旬に30人規模のハッカソンを企画しています。興味のある方はぜひGoogleグループの方に参加していただけると幸いです。

また1〜3回まで開催してみて、ここまでは開発環境構築やWebアプリの仕組みなどのWeb開発に必須の内容を発表メインの形式で活動を行ってきましたが、そろそろ実際に手を動かすような活動をもっと取り入れていきたいと考えています。
次回の第4回からは、例えばチャットを作る、掲示板を作る、twitter連携サービスを作る、といった簡単なテーマを設けて、少しずつ実践的なプログラミングをステップアップで学んでいける内容にしてみようかと思います。

なかなか全員のニーズを満たす活動というのは難しいですが、少しずつ内容を充実させてエンジニア・デザイナをつなぐ架け橋として機能する活動というかコミュニティを作れるように頑張りたいと思います。